観光地として名高いエジプト。「訪れてみたい海外」といったアンケートではつねに上位にランキングされる国です。
その反面、実際に訪れる観光客の数はヨーロッパやアジアに比べて少ないのが現状です。イメージが先行した「遠い国」という感覚が強いのではないでしょうか。
そんなエジプトはイスラム教の国です。現在では「アラブの盟主」とも言われており、イスラム文化の中心地となっています。もちろん、古代エジプトの時代にはイスラム教は存在していませんでしたから、古代エジプト当時とは雰囲気がまったく異なる世界となっています。
日本人にとってエジプトといえばやはり古代エジプトの遺跡の数々。メソポタミアと並ぶ世界最古の文明を持つ国とも呼ばれ、それにちなむ遺跡が数多く残っていることで知られています。ギザの三大ピラミッドとスフィンクスはその代表ですし、カイロにあるエジプト考古博物館ではツタンカーメンの黄金のマスクやラムセス2世のミイラなども保管されています。
交通手段が多彩であることもよく知られています。バスや鉄道はもちろん、ナイル川を利用した船、さらにはラクダやロバ、馬なども使用されます。とくにラクダは人気が高く、エジプトの雰囲気を肌で感じることができます。
2009年2月にカイロで爆弾事件が発生し、安全面の問題が指摘されている現在のエジプト。観光にはやや注意が必要な状況ですが、魅力的な国であることは間違いないでしょう。